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振り返らない。忘れるまでは。

ミニマリストって、やっぱなんでも捨てちゃうの?

ミニマリストという人種が居るということを最近知ったのだけれども、これはこざっぱり生きるみたいなコトだろうなと、よく調べもせず思っていたわけで(まあ、これを書いている今もたいして調べてないけれども)、チラリとブログなんかを拝見すると

 

ミニマリストは手に持てない物を持たない。

 

ってことらしい。あら、凄い。収集癖があってもったいないお化けなんかも見えるアタシなんかとは違ってあの断捨離ってのが出来るんだなと。断捨離ってはじめ見たとき仏教用語みたいだし仏様の骨のことかなとか字面で思ったけどそれは仏舎利だったな。実際に文字で見ると全然違う。あきらかに。

で、ミニマリストとかシンプルライフっていうのを標榜している人、実践している人の部屋なんかはホント何も無いなと思ってブログとかを見てたわけだけど、はて、この人達は例えば実家なんかがあったとして、そこにももう何も自分個人のものは残っていないのかなとふと疑問に思った。よく、実家の自分の部屋は昔のまま残っちゃってるとか、結婚するときにとりあえず物を実家に送ってそのまま段ボールに入ってるとか、してないのかなやっぱり。

子供の頃の思い出の品とか写真とか、卒業証書とかそういうのってなかなか捨てるの難しいよなーと。アタシは実際にこの前実家で卒業証書を発見して、コレ必要かな? と少々、証書だけに考えてバインダーみたいなケースをその場で捨てて、証書本体はスキャン→PDFファイルに変換してOneDriveに保存、証書はシュレッダー行きにしたんだけれども、それだけで面倒くさかった。今後もおそらく必要ないだろうからそのまま捨てちゃっても良いかなとは思ったけど、アタシのように曖昧な記憶しか出来ない人は何らかの形なりデータなりで残して置かなくては、今後会社に捨てられたときに、ハロワに行って「おまえさん、いつ学校を卒業したんだい?」とか聞かれると「あー、たぶん90年代の前半くらいかな?」みたいな受け答えしか出来なくて駄目なんじゃないかと思うわけで、再就職活動のために一応残しておこうと思ったわけです。

それと写真。今ならデジタルデータで保存も簡単なんだけど、ネガフィルム印画紙世代の写真保存はスキャニングからスタートでこれも面倒くさすぎる。想い出のあの子の写真をキレイに保存しておきたいって、いったいいつ見るんだよそんなの!ってところではあるのだけれど、スキャンするからにはやはり画像は確認するしその度に想い出の世界に旅に出て、想い出に浸ってそこから賢者モードになれない今の妄想力を嘆いたりするじゃない? 金さえ払えばいくらでもデータ化してくれるサービスもあるけどこちとらそんなカネはないし・・・。まあ、ミニマってる人はそんな想い出なんかにも拘んないんでしょうね。

そう考えるとミニマってる人は凄いなと便利だなと効率的だなと思いますよ。親とか死んだら一切合切業者に頼んで捨ててしまえば良いとか楽すぎる。一軒家ならまるまるダイナマイトで爆破して破片を産廃で捨ててしまうんだろう。親族からの批難があっても「アタシ、ミニマリストだから。」っつって、何にも無い部屋を見せてやれば5割くらいは「あっ、・・・そう・・・。」なんて理解してくれそうな気がする。葬式なんかも直送もしくは献体で済ましてしまうんだろうな。いや、それどころかもう自分の死期が近づいたら手ぶらで山に登って鳥葬で済ましてしまうんだろうな。他人の世話にもならず土に還っていくとか、そういうのを目指してるんでしょうね。

 

というような疑問? 感想? をミニマリストに思った今日この頃。

 

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