カジノへの批判がパチンコ批判に繋がらないねぇ
今朝の北海道新聞はカジノ法案が可決したというコトで、ギャンブル依存症をこれ以上増やすコトになるという批判的な内容だった。
2つほど依存症の事例が出ていたけど、どちらもパチンコスロットの依存症。借金を作り周りに迷惑をかけ身をもち崩すという典型的なギャンブル依存患者さんだった。
こんなギャンブル依存の人をこれ以上増やしかねない法案を通す与党は最悪だと言うが、アタシにしたら、まだ出来てもいないカジノと依存症を心配する前に、目の前のパチンコ依存症に目を向けなよと思う。
前述した患者さんは未だパチンコが辞められないという。カジノ法案より今本当に取り組むべきはパチンコ依存症対策のはずだが、それについて何も議論されないのは誠に遺憾なのである。
パチンコ、スロット店を潰してしまえというコトではない。カジノ法案の中にマイナンバーカードを使った対策を行うというのだから、先行してパチンコにそれを適用すれば良いのだ。
パチンコもスロットも高価で高機能な機械を使うのだから、機械を動かすのにマイナンバーカードを必須とすれば良い。顔写真付きのカードのみ使えるようにして、パチンコ筐体にカメラを埋め込み顔写真との一致を確認する。明らかに違う場合はパチンコは動かなくする。またマイナンバーカードから収入や納税の情報を使い、利用出来る金額に制限をかける。負けが続き支出が収入に見合わなくなったら利用出来なくする。逆に勝っている場合はその分利用出来る金額を増やせば良い。さらに親族からの要請でパチンコでのマイナンバーカード使用を停止出来るようにもする。これだけでパチンコ依存症とその不幸な家族は激減するだろう。やりたくても機械が動かないのだから。
あと、マイナンバーカードの不正利用とカードを使わなくても出来る闇パチンコは徹底して厳しく処分する。
今のIT技術なら充分に対応可能だし、これに反対する一般人は少ないだろう。
まずはパチンコで依存症を撲滅させれば入場料があり場所的にも少ないカジノでも充分にそれが機能するというコトが実証されるわけで、今すぐにでもそういう仕組みにした方が良いはずなのに、なぜその「まずはパチンコ」でとういう意見が上がってこないのかなー、なんてコトを思う次第です。