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振り返らない。忘れるまでは。

性格診断から見える素養の無さに思うコト

最近リーダー研修というものを受けている。幹部養成講座みたいなものだ。

で、そこで初めて性格診断というのをやらされた。

見えてきたのは、自分では知っていたリーダー的な素養の無さ。対人コミュニケーションの無さ。向上心の無さなどであり、求められているリーダー向きの素養のを示すチャートの線とは真逆になった結果だった。まあ、アタシ自身はそうなるであろうことを充分に知っていたし、殊更驚くようなコトでもなかったのだけれども。

今のアタシはそこそこに役職も付きそれなりに部下がいて、リーダー的な役割を果たして来ていたものの、なんか得意じゃないんだよねぇという気持ちでいた。子供の頃から児童会長とか生徒会長とか学級委員長とかそんなコトもやらされて来たけれど、やっぱり向いていなかったというコトが今更ながらに証明されたのだ。コレは喜ぶべきコトなのかもしれない。

しかし、アタシを送り出した会社にとっては十数万円かけて素養の皆無な人間に研修させるのは無駄、もしくはとても費用対効果が悪いコトと言えるだろう。会社が必要として作り出そうとしている人材であれば、素養のパフォーマンスが高い人間を派遣した方が圧倒的に効率が良い。生産性も上がるコトだろう。

これから人材研修にお金をかける会社は、まずはじめに性格診断テストを実施して素養の高い者やある者を優先して送り出していくべきだと思う。なぜなら、お金のかかる人材教育は成果が出るまでも時間がかかり、費用対効果も分かりづらい場合が多い。パフォーマンスが悪い人では、かけているお金を周りからはドブに捨てているように見られるため、日を追うごとに反発が出てくる。結果として成果が出ないまま終わってしまう。しかし、パフォーマンスが良ければ利益を早期に生み出すコトで良い人材育成のサイクルを作るコトが出来る。

アタシは今の自分にできるコトをやるけれども、次はアタシ部下のパフォーマンスが良さそうな子を送り出すコトを偉い人に提案しようと思う。