栗城史多はプロの登山家になりきれなかったんだな。
この映像を観て、そんな風に思った。
半年前くらいから彼をネタにした記事の下書きがあるんだけど、自分の中でまとめ切れなくてそのまま放置してしまっていたけれども、結局は自身の体調不良も技術も省みず「登らなきゃ自分じゃない」的に、登山に命懸けの人で終わってしまったのかなと。はじめは思ったけど今は無謀だとは言わない。無謀なんて言葉がはなから頭に無かったんだ。
「下山家」という不名誉な職業名も下山できなかった今となっては当てはまらない。プロの登山家にもなっていない。