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振り返らない。忘れるまでは。

チェッカーズの名曲「Jim&Janeの伝説」に隠された真実?

今年ももう終わりそうですが、The Checkers(チェッカーズ)がデビュー40周年ってことでね、誠におめでとうございます。

そんなわけで、アタシの中で長年あっためてヌルくなって冷えっひえになったネタで祝福したいと思う次第です(嘘です。この記事を書き始めた頃は40周年だってわかってませんでした…)

チェッカーズの名曲「Jim&Janeの伝説」はご存知でしょうか?
この記事に流れてきた方はまあご存じなんじゃないかとも思いますが、全く知らない方のために下の方にMVをご用意しておりますので、いちどお聴きいただきたいかと思います。

 

ざっくり歌の内容を説明すると、バイク事故で亡くなったJim(以降、ジミーと呼称)の友達がジミーの彼女である Jane(以降、ジュンと呼称)を連れてジミーの亡くなった場所を案内する(回想付き)という The Checkers 、1988年のヒット曲にして名曲です。

まずは、じっくりお聴きください。

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嗚呼、名曲でしたね。

でもこの伝説曲には忘れてはならない追加曲、前日譚と言うかそれこそ事故直前譚の曲がございます。

それが、翌1989年リリースのアルバム「Seven Heaven」に収録されているのがこのJim&Janeの伝説のプロローグ曲、そのタイトルも「Prologue」でございます。


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この曲もJim&Janeの伝説を知っていれば、感じ入ることができる名曲だと私は確信しておりますが皆さんはどのように思ったでしょうか?

 

 

実はアタシ、長年この曲「Prologue」の歌詞が不穏だなあと思っておるのです。

以下に綴っていきますね…

まず、この友達はジミーとジュンが別れて、ジュンが遠くに行ってしまうということに腹を立てているようなことを言います。

 

「ジミー、なんでジュンと別れるんだ!?(怒)」

 

ってところでしょうか? それで、

 

「死ぬまで後悔するぜ!?、今追っかけたら間に合うんじゃね?」

 

で、さらには、

 

初めて本音を言うぜ 殴らせろよ
先に行くぜ

 

と。これ、ジミーをボコってる可能性ありますね。
ボコったジミーに「先に行くから付いて来い!」と言っているわけですね。

ボコられたジミーはどんな状態で単車に乗ったんでしょうか?
正常に運転できる状態だったのか、心配ですね…

 

そんなわけで、夕闇が迫る中、ジミーとこの友達はジュンのフライト時間を気にしてしバイクで出発するわけですねぇ。

そして、ここで重要なキーワードが現れます。

 

俺があの娘をあきらめたわけは

 

そう、この友達もジュンのことを狙っていたわけです。
でも、ジムの手前あきらめたと…

 

そして、ジムと友達はバイクのスピードを上げていきます。

ここで重要なポイント。先行して走っているのは友達の方です。

 

今の俺に付いてこれるか
Last corner 譲ってやるさ

 

そして、ジムを挑発

さらに、危険なカーブでの追い越しをさせようと道を譲ります。

 

自動車免許を持っている人ならわかると思いますが、後続車に道を譲って追い越しをさせる場合、通常であれば見通しの良い直線道路で道を譲るものですが、この男は危険なカーブで道を譲るのです。

おそらくジュンの「Flight Time」に間に合うようにかなりのスピードを出しているはず。
その状態で追い越しをさせるのです。

しかも、現場は

 

夕闇引き裂く Speed Star

 

ということで、交通事故が多発する魔の時間帯「薄暮」です。

ここまでで「Prologue」は終わります。

危険な時間帯にコーナーでハイスピードの追い越し。
その結果は「Jim&Janeの伝説」のとおり、

 

 ジ ム 死 亡

 

原因は高速道路のコーナーでのスピードの出し過ぎでガードレールに激突。

おそらく「全身を強く打った」のでしょう…

と、直接の原因はジムのスピードの出し過ぎ、運転技術の未熟さや過信などなってしましますが、この事故に至る過程を考えると、この友達に原因があったのではないかと思ってしまうわけです。

 

コレって本当に不運で不幸な事故でしょうか?

 

まさか、友達の陰謀だったのでは?

それをうまいこと隠蔽するために伝説を作り出したのでは?

だって、ちょっと酷い言い方になりますが、別れた彼女を追いかけて事故って死んでる奴が伝説? 運転下手くない? ちょーウケるんですけど!?www ってなりません?

 

Jim&Janeの伝説では友達がジュンをケツに乗せて、ジムが事故った現場に現れます。
そして友達は、

 

Jane 泣いちゃだめだよ

 

と。

いや、泣くでしょコレ。泣かすために現場に来てるやろと。

さらに、

 

Jim 許してくれよ
連れてきちまったおまえの Steady

 

と、事故に遭わせたことへの謝罪ではなく、ジュンを事故現場に連れてきちゃってテヘペロです。

おまえ、ちょっとはジムに謝れよとアタシは思う次第です。

ジュンを悲しみに浸し気持ちをどん底に落として、この友達はそこから引き上げてやろうという魂胆でしょうか。気持ちが無防備になったところにつけ入ってくるという手口ですね…

この後ジュンと上手い事ヤるんではなかろうかとも思われてきますね…

 

そんなわけで、僭越ながらアタシの大好きなチェッカーズの名曲「Jim&Janeの伝説」&「Prologue」をご紹介させていただきました。

40周年おめでとうございました。