ありがとう「すぐそこサンクス」

サークルK・サンクス、11月30日に全て営業終了 ファミマに転換 - ねとらぼ

明日でサンクスがすべて閉店ということで、少しだけ懐かしい記憶が思い出された。

アタシが札幌に出てきた24年前、一番はじめに住んだアパートに近かったコンビニがサンクスだった。次に近かったのがコンビニ風の個人商店。その次はローソンだった。セブンイレブンは結構離れたところに在った。

その頃はコンビニのないど田舎から札幌に越してきたアタシに都会を感じさせるものとして、コンビニは大きな存在だった。24時間365日常に開いている店、眠らない（実際は寝ているけど）街、そんな田舎とは違うんだというコトを見せつけていたのがサンクスだった。田舎は、隣町にセブンはあったけど、サンクスは無かったし。

そんなわけで、アタシの一人暮らしの主に食生活を支えてくれたのがサンクスだった。夕方から始まるバイトを終え、真夜中の街をチャリで流しながら日付が変わる頃にアパート近くのサンクスに寄る。夜食の弁当を手にして、今日はこれだけ働いたからちょっと贅沢しようかと甘いもんとかアイスとかを買って帰った。そんな生活を2年ほど送った。油っこいサンクスの弁当。サンクスでバイトしていた友達も「弁当はセブンの方がうまいよ（笑」と言っていた。それでも近場、レンジが無かった我が家に温かい弁当を持って帰えられるサンクス。アタシにとってまさに「すぐそこサンクス」だった。

ありがとうサンクス。

思い出をありがとう。