『火垂るの墓』がキライだ。
亡くなった高畑勲監督のご冥福をお祈りはするけど、アタシは火垂るの墓がキライだ。
毎年毎年、終戦が近づくと入るあの陰鬱な映画を毎度観る人の気が知れない。しかも、来週テレビ放送されるというから、もしかしたら今年は2度も放映されるのではなかろうか。
まあ、もうテレビで流れてもアタシは観ないんで関係ないっちゃそうなんだけど、テレビ屋の自己満と視聴率が合致して毎度放送となるのだろう。
あれを観ていると、兄貴の身勝手さに胸糞悪くなる。節子を殺したのは兄だと言っても過言ではない。親戚のおばさんも確かに意地悪く胸糞だが、あそこで耐えていたら節子が死ぬ事は無かったんじゃないか。最悪の結末に向かって幼い子供が進んでいく物語。そんなものを毎年公共の電波に流してくるテレビ局に辟易している。観たい人だけ観るように変えてくれ。